旧有備館及び庭園
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大崎市の中心部から北西に約12キロ,車で15分余りの距離に位置し,国指定史跡・名勝の「旧有備館及び庭園」や,全国疎水百選に選ばれた「内川」など伊達政宗公の城下町としての面影が残る町。
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旧有備館及び庭園
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大崎市の中心部から北西に約12キロ,車で15分余りの距離に位置し,国指定史跡・名勝の「旧有備館及び庭園」や,全国疎水百選に選ばれた「内川」など伊達政宗公の城下町としての面影が残る町。
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森民酒造/みんてん工房
創業明治16年。有備館と共に城下町である岩出山の雰囲気を伝える貴重な文化財と言えます。店蔵は木造2階建ての切妻平入りの塗屋造りで、母屋や続く大きな門が隣接しています。土蔵や酒蔵などが、敷地を取り囲むように配置され、それらを板塀で繋いでる為、広大の敷地全体が景観に良い影響を与えています。敷地内には昭和初期に建てられたという昭和レトロ館やみんてん工房などがあり、地域に対しても貢献しています。
現在は特定名称酒を中心に森泉(もりいずみ)、奥の細道という名称の酒を製造。原料米は地元の食米「ヒトメボレ」を中心に、蔵の井戸から湧く軟水を使用。森泉は一般的な宮城の酒とは正反対の濃醇甘口酒。 (大崎市岩出山字上川原町15) |
感覚ミュージアム
感覚ミュージアムは視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚といった、私たちの持っている"五感"をテーマとするミュージアムです。
このミュージアムの目的は、感覚体験を通して感性を磨き、想像力を高めることで、物質文明に生きる私たちが失いがちな「ゆとり」や「心の豊かさ」を取り戻すことにあります。 ダイアローグゾーン(身体感覚空間)とモノローグゾーン(瞑想空間)の二つのゾーンからなる館内には、見る、聞く、触れる、嗅ぐといった体験により、感覚を意識することのできる展示がいっぱい。子供から高齢者まで、あらゆる世代が、さまざまな体験を通して、楽しみながらイマジネーションを高めることが可能です。 (大崎市 岩出山字下川原町100) |
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地方領主の学問所有備館の建物は、寛文3年(1663)岩出山二代領主伊達宗敏のとき、二の丸が火災で焼失した際に仮居館として建てられたものです。その後元禄4年(1691)三代敏親はこの建物を「春学館」と名付け、学問所を開設し、翌元禄5年に現在の御池小路に移転して「有備館」と名を改めました。寄せ棟茅葺き書院造りの簡素な建物は、江戸時代の学問所の姿を今に伝える貴重な文化財です。 庭園は、四代領主村泰治世の正徳5年(1745)、仙台藩石洲茶道三代清水道竿によって作庭されました。伊達政宗が居城した岩出山城本丸跡の断崖を借景として池中に島を配した回遊式池泉庭園です。