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鳴子温泉郷は東北地方のほぼ真ん中。岩手、秋田、山形の県境に近く、峠を越えればまた別の風景に出会うことができます。仙台や松島、平泉、山寺など東北の代表的な観光地へも、列車や自動車で2時間ほどとアクセスも抜群! 鳴子からの日帰り旅で、もっともっと東北の魅力に触れてみませんか?
鳴子温泉郷は1000年を超える歴史を持っています。温泉の発見は承和4(837)年。鳥谷ヶ森(鳴子火山)が大爆発し、熱湯が噴出したといわれ、一説には、そのときの轟音から村人が「鳴郷の湯」と名づけたとも伝えられています。
源義経が兄・頼朝に追われて平泉へ落ちのびる途中に鳴子を訪れたことや、松尾芭蕉が「おくのほそ道」で鳴子から尿前を通る出羽街道中山越えを選んだことも知られており、義経や芭蕉にちなんだ名所旧跡や古道なども数多く残されています。
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美豆の小島
老松の緑を頂いて江合川に浮かぶ小島。平安朝の昔から歌枕として賛美された景勝の地です。
『おくのほそ道』には、「小黒崎・みづの小嶋を過て、なるごの湯より尿前の関にかゝりて、出羽の国に越んとす」の一文が残されています。
尿前の関所跡
出羽街道の関所跡。「尿前」の名は、義経の息子・亀若丸が初めておしっこをしたことに由来するとの説があります。芭蕉一行がここを訪れたとき、役人の取り調べが厳しく、難儀させられた様子が『おくのほそ道』に記されています。
現在は、奥の細道復元図と芭蕉の像が建つほか、旧街道の面影をとどめた林の中をたどる山道に、自然石に刻まれた「蚤虱馬の尿する枕もと」の句碑が建っています。建立されたのは芭蕉がここを通ってから80年後でした。
遊歩道・おくのほそ道
江戸時代、鳴子は出羽・羽後両街道の要所で、尿前・鍛冶谷沢・中山・鬼首に宿駅があって「玉造四駅」として栄えました。今では宿場の賑わいは消えましたが、尿前の関から山形県の堺田までの約8.9㎞がおくのほそ道(遊歩道)として整備され、天然林の山道を散策することができます。
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湯めぐり
鳴子温泉郷にある源泉の数は400本近くに及び、多くの宿が敷地内に自家源泉を持っています。
湧出するお湯の量も豊富で、源泉かけ流しの風呂が多いのも魅力。
そしてなんと、日本にある11の泉質のうち、9種類がここ鳴子温泉郷に集まっているのです。
昔から東北の湯治場として知られており、温泉の効能や泉質の良さには定評があります。
鳴子工芸品
全国的に有名な鳴子の伝統こけしは、現在でも約50人の工人が精魂込めて手作りしています。こけし製作の実演が見られる施設や、こけしの絵付け体験ができるお店もあります。こけし製作の技術を活かした創作こけしや木地玩具もお土産にどうぞ。
300余年の歴史を持つ鳴子漆器も鳴子が誇る伝統工芸品。つややかな光沢と深い味わいが魅力です。このほかにも、鳴子の魅力に触れられる「かるた」や本をはじめ、個性豊かなお土産がいっぱい。旅の記念におひとついかがですか?
鳴子温泉郷
開湯から1000年を経た今でも、昔ながらの風情を残し多くの人々に愛されている鳴子温泉郷。素晴らしい泉質の温泉にはもちろん、豊かな自然も魅力です。
紅葉の名所・鳴子峡や、地球の息吹を感じさせる間けつ泉など、自然の雄大さを体感できるスポットが目白押し。スキー場やゴルフ場などのレジャー施設も豊富で、高原リゾートを存分に満喫できるエリアです。
春は新緑、夏は避暑、秋は紅葉、冬は雪遊びと、四季を通してお楽しみください。
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潟沼
標高461mの胡桃ケ岳の麓にあるカルデラ湖。天候などによって、湖面の色がエメラルドグリーンに変わります。
周囲を胡桃ヶ岳、尾ヶ岳、松ヶ岳、鳥谷ヶ岳に囲まれた湖の大きさは、東西約500メートル、南北約400メートルのやや潰れた円形。

鬼首
古くから東北の湯治場として名を馳せており、温泉の効能や泉質の良さには定評が高い。川渡温泉、中山平温泉、鬼首温泉は、「奥鳴子・川渡温泉」として国民保養温泉地に、温泉郷としては日本経済新聞の日本百名湯にも選ばれており、新緑や避暑、紅葉、スキーと四季を通じて多くの人が訪れます。

中山平
東北の宮城県に位置する鳴子温泉郷の中山平温泉は、環境省指定の国民保養温泉地です。泉質は含重曹硫黄泉、単純泉、重曹泉等種類も豊富で美肌の湯・美人の湯として知られています。アルカリ度の高い、ぬるぬるした感触が得られる湯のためウナギ湯という名称でも親しまれています。

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川渡
宮城県、川渡温泉は豊かな緑とのどかな田園風景に囲まれた時忘れの静かないで湯の里です。鳴子温泉郷の中でも開湯が早く、藩政中期にはその名声が京にまで届いたと言われます。また川渡温泉の湯は、神経痛、リュウマチに良く効くといわれ、かつては「脚気可波多比(かっけかわたび)」の名で親しまれている温泉地です。

鳴子温泉駅
宮城県大崎市鳴子温泉字湯元にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)陸羽東線の駅である。
鳴子温泉の玄関口である。陸羽東線の運行上の要となる駅であり、1日1往復の普通列車と休日に運転される臨時列車を除いて、当駅で折り返しとなる。
源義経が兄・頼朝に追われて平泉へ落ちのびる途中に鳴子を訪れたことや、松尾芭蕉が「おくのほそ道」で鳴子から尿前を通る出羽街道中山越えを選んだことも知られており、義経や芭蕉にちなんだ名所旧跡や古道なども数多く残されています。
鳴子御殿湯駅
1997年3月22日鳴子御殿湯駅に改称。2004年9月18日(旧駅舎を6月下旬に解体し)新駅舎に更新されました。
古くから湯治場として親しまれ、江戸時代には仙台藩主伊達家専用の「御殿場」がありました。全長およそ300メートルのこぢんまりとした温泉街は昔懐かしい雰囲気。
歴史を感じさせる10数軒の湯治旅館と商店などが軒を連ねています。(大崎市鳴子温泉字鷲ノ巣90)
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鳴子ダム
ダムは紅葉で有名な鳴子峡やこけしで有名な「奥州三名湯」の一つ鳴子温泉に程近く、ダム湖の荒雄湖を含め栗駒国定公園に指定されている。春の新緑の時期には、雪融け水によるダム天端からの放流が見られるが、簾の様に静かに水紋を描きながら放流する姿は「すだれ放流」と呼ばれている。
(大崎市鳴子温泉字岩渕2−8)
オニコウベスキー場
栗駒国定公園の雄大な自然の中にある、設備充実のスノーリゾート。初心者から上級者まで楽しめるバラエティ豊かなコースレイアウトが魅力だ。未圧雪コースでは降雪時は最高の新雪も楽しめ、スキーヤーだけでなくスノーボーダーの人気も集めそう。ゲレンデベースのホテルオニコウベには日帰り入浴もできる天然温泉(鬼首温泉)があり、部屋休憩と入浴がセットになったデイタイムスティがお得。
(大崎市鳴子温泉鬼首字小向原9-55)
鬼首吹上高原
雄大な大自然に囲まれた芝生のフリーサイトで、芝生への車両の乗り入れもOKです!電源付サイト(要予約)やペットエリアもあり、ペット連れの利用も可能です。
日帰り温泉のすぱ鬼首の湯も隣接し長期滞在にもおすすめ。
自然と遊びと笑顔があふれる場所、吹上高原で思いっきりリラックス&リフレッシュしてください。
(大崎市鳴子温泉鬼首字本宮原23-89)
アクセス
鳴子温泉郷は、鳴子温泉・東鳴子温泉・川渡温泉・中山温泉・鬼首温泉の5つの
湯・宿・味・自然・・・魅力をたっぷりご紹介します。
【運営社】
鳴子温泉旅館組合/鳴子温泉観光協会/鳴子温泉郷観光協会
名 称:鳴子温泉郷観光協会
住 所:宮城県大崎市鳴子温泉字湯元2-1
開館時間:
電 話:0229-82-2102